超硬加工用マグネットチャック

超硬材を鋼材と同様に強力に吸着し精密加工を望む声に対応できるチャックを開発しました。
厚みを薄くし軽量化と加工範囲を広く取れることで段取り効率を格段にアップいたしました。
従来のものに比べ吸着力を向上させることで放電加工や研削加工での作業を安全に行えます。

超硬加工用マグネットチャックの特長

超硬材を強力に吸着!

従来のマグネットでは吸着しにくかった超硬材を強力に吸着できます。(特許技術取得製品)
マシニングセンタで高精度の加工が可能になります。

薄物から厚物、大きなサイズまで幅広使用

作業面積が広く厚さも薄くしているため形彫り放電加工機での作業時の移動などの段取りが簡単に行えます。
ワークサイズも薄さ0.4mm以下のものから厚物まで加工可能。磁極間ピッチが細かいため小さい加工物にも適しております。

高い耐久性

磁気は半永久的、特殊な接着方法のため長い液中作業でも錆びにくく長く使用できます。純日本製

多くの要望に対応

マシニングセンターで高精度に加工したい!24時間無人加工したい!そのまま放電加工機や3次元測定器に使いたい!すでに加工された段差があるワークを加工したい!など、多くの要望に対応できる永磁式マグネットチャックです。固定用のフロートピン(*) やラインアップの豊富さだけでなく用途にあわせた特注の制作もサイズなど一台からオーダすることが可能です。

* 固定用フロートピンでぐらつきをストップし安定した状態で加工できます。

ワークや使用環境、求める精度で選べるラインアップ

超硬用マグネットチャック SM-Cシリーズ

品番
(詳細)
サイズ(mm)
W×L×H
作業面積(mm)
W×E
重量(kg) 磁極間ピッチ 価格(税別)
2023年6月1日変更
SM-C1009V 87×104×65 55×90 4.5 8 お問い合わせ
SM-C1580
(2:6ピッチ)
80×150×50 60×80 3.8 8

お問い合わせ

SM-C1810 100×180×50 90×100 6.8 8 お問い合わせ
SM-C2214 140×225×53 120×150 13 8 お問い合わせ

超硬用マグネットチャック SM-UCシリーズ

品番
(詳細)
サイズ(mm)
W×L×H
作業面積(mm)
W×E
重量(kg) 磁極間ピッチ 価格(税別)
2023年6月1日変更
SM-UC1510 103×160×55 80×70 7.1 8 お問い合わせ
SM-UC2030 128×180×55 112×106 10.2 8 お問い合わせ
*受注製作品

注)SM-UCシリーズは当社標準品と比べてONの強さ1.5倍、OFFの強さは1/10です。
  *受注製作品については納期を2~3ヶ月いただきます。

超硬用マグネットチャック SM-CNO

品番
(詳細)
サイズ(mm)
W×L×H
作業面積(mm)
W×E
重量(kg) 磁極間ピッチ 価格(税別)
SM-CNO1112
ONのみ最強
112×118×48 100×106 8 8 問い合わせ

注)SM-CNO1112はON/OFF機能は付いていません。作業中は腕時計など精密機器を身につけないで作業してください。

その他のラインアップ

形彫り放電加工機にて加工物を固定する”据え置き型マグネットチャック”、放電加工機等にオート・ワークパレットチェンジャーを行うための”パレット型永磁式マグネットチャック”、シンプルでコンパクトな”切削加工用マグネットチャック”、円筒研削盤に最適な”丸型マグネットチャック”、この他、サインバーと一体型のマグネットチャックや噴流対応のものまで加工用途にあわせたマグネットチャックをお選びいただけます。また、オーダメイドで作成も可能です。

吸着力について

本ページに掲載している製品の吸着力について、2020年9月にZ方向による引張試験を行いました。
■テストピース 50×50mm
■材質 超硬材c30

品番 ON最大値 OFF最大値
SM-Cシリーズ SM-C1009V 16kgf以上 1.6kgf
SM-C1580(2:6ピッチ) 16kgf以上 1.6kgf
SM-C1810 16kgf以上 1.6kgf
SM-C2214 16kgf以上 1.6kgf
SM-UCシリーズ SM-UC1510 25kgf以上 0.2kgf
SM-UC2030 25kgf以上 0.2kgf
SM-CNO SM-CNO1112ONのみ最強 40kgf以上

製造・開発元について

製造・開発元: 株式会社 サンアイ精機 http://www.sunai.sk/

工業技術センターや岩手大学との共同研究も盛んで、特許を伴う新しい製品の開発にも成功、モノづくりを真剣にしています。

特許第5716132取得製品
いわて県工業技術センター、目黒技師との共同研究でマグネットチャックを開発。

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